ざれごと57  思い出の本

○良い本を心にしまっていました○


今、オンタイムで裸の大将放浪記がTVドラマで放送されています。
10年ぶりの復活。
こんばんは、coroです。


芦屋雁之助さん扮する裸の大将がドラマで放映されていた頃、coroはこの作品の
大ファンで、毎回必ずみていました。しかも、ビデオを録って。


ドラマがちょこちょこ放送されていた頃、coroはまだそこそこ子どもでした。
面白いだけでなくとても衝撃を受けた、というのが印象として残っています。


その後、まだ十分に電子データベース化されていなかった町の図書室に行き、
裸の大将放浪記(全部で4巻くらいでしたが)を借りてきて、読んだものです。


山下さんに障害がある、ということをその放浪記(まさしく日記なのですが)を読んで知りました。


そして、その行動や言動の素朴さ、母への思いがひしひしと伝わってきて、そっと涙したことを覚えています。たまたま母に見られたこともあります。その当時はちょっと恥ずかしかったことを思い出します・・・。


そして、その後ドラマをずっとみていたわけですが、とても凝って映像化されているな・・・と思ったのです。山下清さんのキャラクターを。放浪記に出てくる彼に非常に近いと思いました。
というわけで、そこそこ子どもの頃からずっと、この裸の大将のファンなのです。


今日は久しぶりにまたドラマで再会できて、放浪記の方を読みたいなと思いました。
今となってはなかなか、この本に再会するのも大変かもしれませんね。
手元に置いておけたら良いな・・・と、こんな年になってふと思った本でした。


この本が、10年以上経ってcoroの心の中からそっとでてきました。